鹿児島の七草祝いって知ってる?祝い方が凄まじいのだが…

子供の祝い事と言えば七五三ですが、鹿児島には七五三よりも大事な限定行事があります。

それが七草祝い

 

地域限定のローカルな行事にはローカルならではのルールがある!

その祝い方もやっぱり凄まじかった・・・。

今回は鹿児島の七草祝いの祝い方をご紹介しますよ。

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そもそも七草祝いとは?いつ行って、年齢がいくつの時にやるの?

鹿児島の七草祝いは薩摩藩時代から続いてる歴史の長い行事。

その目的は子供の無病息災を祈るために行われます。

 

七草祝いを行う日は1月7日

数え年で7歳になった男の子、女の子が袴や着物を着て神社で祈願します。

数え年とは?
生まれた年を1歳として、新年のたびに1歳を加えて数える年齢。

2023年は2017年生まれのお子さんが対象です。

 

ここまで聞くと七五三にそっくり。・・・と言うかほぼ同じ(笑)

もちろん鹿児島が田舎と言えど七五三はあります。

 

つまり鹿児島では七五三と七草祝い、2回お祝いしたりします。

なんなら七草祝いの方が大事!ってとこも多い様です。

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七草参りを実際に見てきた

七五三と被ってる様な七草祝い。その七草参りは何をするのか?

実際に鹿児島市内で有名な照国神社をちょろっと見てきました。

照国神社

 

初詣のなごりか、出店もちょろっと・・・。

 

奥に進むと着物を着たキレイな女の子、それをパシャパシャ撮影する親。

 

男の子は袴を着て勇ましくかっこよ!

 

 

神社の境内は家族愛にあふれまくってます。

もう・・・リア充です。

 

そりゃ~子供もはしゃぎます。それでも親はニコニコ。

もちろん思い出はフォトブックに!

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しまうまプリントのフォトブック

 

そして子供の健康をご祈祷してもらい帰っていきます。

いや~本当に幸せそう。

 

そして七五三と全く同じ(笑)

鹿児島のご家庭によっては2回するって家族愛としか言いようがないですね。

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七草参りはまだまだ続く・・・ここからが大変じゃね?

七五三なら後は帰るか、おじいちゃん・おばあちゃんに晴れ姿を見せるくらいかもしれませんが、七草参りはまだ続きます。

と言うか、ここからが大変じゃね?ってローカル・ルール(笑)

 

七草祝いは『7』にまつわるルールが盛り沢山です。

まず、1月7日に数え年7歳の子の健康をご祈祷する、ここまでなら七五三と同じ・・・。

 

七草祝いはここからが違う!

七草祝いと言うくらいだから、もちろん七草粥を食べる

ここは七草粥を食べる行事と同じ日に行われるのでまだ分かる。

 

問題はここから!

七草祝いは7軒の家を回って七草粥を貰ってくるのです。

 

もちろん急に訪問したって準備されてる訳ではないでしょうし、失礼にあたります。

そのため事前に連絡をして準備してもらう必要があります。親は大変です。

ぼっちの僕なら7軒にアポすら取れない(笑)

 

 

そこまでの準備をして、当日はご祈祷の後に重箱を持って七草粥を貰うのです。

七草粥って「おかゆ」ですよ?

 

それを重箱に入れてもらい7軒回る・・・おかゆの汁がこぼれない様に回るスキルが必要になります。

場合によっては親だって着物なのですから7軒、七草粥を貰うのは相当大変です。

 

七草粥を貰った時にお祝いを頂いたらお返しも必要。

これは後日でも良くて、お返しなので頂いたお祝いより高価じゃないものが救いです。

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鹿児島の七草祝いのルールは大変!子育てって大変ですね。

七五三に似た七草祝い。

まとめると・・・

  • 1月7日に行い
  • 数え年7歳の子供
  • 着物や袴を着て神社にご祈祷
  • 七草粥を貰いに7軒回る

これが正しい七草祝いのルール。

 

最近は7軒回ってる人も少ない様ですが、子供のために正しい七草祝いをしようと思ったら日ごろのコミュニティー力が試されます。

鹿児島にお住いの親・・・すげぇ。

自分が結婚できない理由が肌で感じた1日だったとさ。

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