最近は飲み会が嫌い・行きたくないって方が増えた様です。
ぼっちのぼくは「その気持ち分かるぅ~」と共感してましたが、どうやらそれは違ったようだ…。
今日は何の予定もないヒマ人でぼっちのぼくが仕事帰りに鹿児島のイベント。
おはら祭と焼酎ストリートに飲み込まれてカオスな現場を強制リポートしてきたよ!ってお話です。
いつもの街並みがある日、焼酎ストリートに変貌してた
その日は11月2日。
黙々と仕事をこなし無事に終わったので、ATMでお金をおろして帰宅しようとATMに立ち寄ろうとした時に事件が起きた。
いつもの見慣れた街並みと違う…。
看板には焼酎ストリート。
「鹿児島が本気で飲ませる3日間」と書いているではないか??
違うぞ!ここは鹿児島の繁華街、天文館のただのアーケード通りだ!
どうやら11月1日は「本格焼酎の日」らしく11月1~3日まで開催しているらしい。
前日、ぼくは仕事が休みだったので知らなかった。
こんなイベントがあったとは…。
しかし、ぼくには関係ない!
今日も仕事をやっとの思いで終わらせて、もちろん明日も朝からガッツリ仕事だ。
ここは強行突破だ!
目指す財宝、ATMに向かって突き進む!
焼酎ストリートに変貌した入り口には大きな焼酎のオブジェ。
オブジェには「ここをスルーできたら大したもん!」と挑発的な文字まで。
ふんっ!面白い。
飲み会が嫌い、行きたくないと言われて飲み会も少なくなってきてる昨今。
「ウイスキーがお好きでしょ?」と鼻歌を歌えば「古っ!」っと言われる今の現在社会に、この挑戦状は明らかにそちらが不利。
大きく出たもんだ!と財宝(ATM)に向かって突き進む。
だが、ぼくの考えは秒で打ち砕かれた。
相手もそこまでバカじゃない。
しっかりと対策をしてるのだ!
まず鹿児島にある113の蔵元が集結して、いろんな焼酎が楽しめる様になっている。
さらに新酒コーナーもある。
さらにお値段が驚きの500円で5杯。
1杯100円で好きな銘柄の焼酎が飲めるのだ!
敵ながらやるな…。
しかも街中の至る所に座って飲める様にテーブルやイスが設置してある。
立ち飲み屋みたいな背の高いテーブルもあるじゃないか…。
さらに相手のターン。
焼酎だけではお酒は進まないだろ?と悪魔の誘惑の様に地元の名産を使った美味そうな屋台も出店してる。
焼酎コーナーの隣には飲み過ぎ注意!と優しさを見せつける様に「ウコンの力」も販売してる。
店員さんのスマイルはウコンの力以上に優しい目をしてた。(そしてカメラ目線)
焼酎ストリートのイベントもすごかった
1度入ったら抜け出せない様なたくさんの人、人、人。
入ったら仕方ない、人の流れに身を任せて進むしかない。
人ごみが苦手なぼくはすでに体力の半分を持っていかれた…。
しかし、まだだ!
このイベントは焼酎好きにはたまらないイベントかもしれないがお酒離れしてる若い人を集める様な手がないじゃないか!!
透明な焼酎でインスタ映えはムリだろ??
・・・そんなことはなかった
サラリーマンのおっさんだけではなく、キレイなお姉さんもみんな焼酎を持ってそこら中で立ち飲みしてる。
若い人はあまり焼酎を好まないと聞いたことがあるが、あれは嘘なのか??
さらにインスタやツイッターなどSNS好きを集めるために11月1日には「いっせい乾杯!」なるイベントをしてSNS拡散を狙ってる。
そしてとどめに、ぼくが目指した財宝(ATM)の前は大きなステージができており、ライブやトークショーが繰り広げられていた。
もちろんATMはとても入れる状態ではなく封鎖されてた…。
乾杯ではなく完敗だ。
ここはいつもの知ってるアーケード通りではなく、焼酎ストリート。
敗北を自覚して我に返った時にはすでに遅し!
この通りはすでに焼酎の匂いが漂うほど感染していたのだ。
小心者のビビりのくせに強気で突入したぼくの考えが甘かった。
思い起こせば突入前に入ってはいけない!とサインがあったではないか?
悪と戦う勇気ある戦隊ヒーロー。
その戦隊ヒーローが背を向けて逃亡してたではないか!
ダメと分かれば撤退だ!戦略的撤退だ!
人の流れに身を任せながら自我を失わない様に出口を目指す。
ぼっちのぼくには仲間がいない、ウコンの力の店員さんの優しいスマイルを思い出しながら人ごみに酔わない様に遠くにある出口を見つめて進む。
店員さんはなぜカメラ目線だったのか?
そんな事を一人で考えながら黙々と進む。
おはら祭りも同時開催してる!
焼酎ストリートを抜けてやっといつもの街並みだ!
そう思ってたがカオスはまだまだ続く…。
出口を抜けたはずなのにぼくの知ってる街並みではなかった。
いつもの市電ではなく、ピカチュウが電撃を使ってる様なきらびやかな市電が止まっていた。
今日は11月2日…おはら祭りの花電車がそこにはあった。
おはら祭りは11月2日と3日に開催。
3日が本祭で朝から行われており、前日の2日は前夜祭。
前夜祭は夕方から人が踊り狂ってるのだ!
なんてツイてない。ラッキー。
焼酎ストリートは11月1~3日に開催、そしておはら祭りは2日と3日。
もし今日が11月1日なら焼酎ストリートのみ。
そして11月3日だったらおはら祭りは夕方には終わっていた…。
仕事帰りのぼくが両方を味わうのは2日の夜しかないのだ!
そしておはら祭りはやはり凄かった!
若い人には興味がなさそうな盆踊りみたいな踊りをひたすら踊るイベントなのに、キレイなお姉さんや普段はこんなことをしないイメージの方々がアホみたいに踊る!
鹿児島は内気で寡黙の県民性と聞いたことがあるけど、本当ですか??と尋ねたくなるほど多くの人が踊ってます。
鹿児島も気づかない間に肉食女子が増えたのでしょうか??
参加者は約2万人ほど。
もちろん通路には踊りを見てる人がいっぱい。
鹿児島にこんなに人がいたのか?と思うほど、どこもかしこも人だらけです。
もしかして今、ここにいる人たちはみんな県外の人か?と思うほど多いです。
鹿児島にも、こんなにリア充はいたのか…。
ぼくの体力はほぼ0!
アオレンジャーとミドレンジャーが早めに撤退した気持ちが分かります。
ぼっちとリア充のおはら祭りと焼酎ストリートの注意点
おはら祭り会場もボロボロになりながら何とか脱出したぼく。
最近は飲み会が嫌い!行きたくない!って人が増えてる様ですが、今回、半強制でレポートをしたぼくとしては本当か??と思ってしまいます。
もちろん、ぼくみたいにぼっちの方の言い分は分かります。
ただね、コミュ力がある人でも「飲み会は行きたくない!」って人がいるじゃないですか?
あれはお酒が苦手だからかな?と思ってましたが、シンプルに会社やサークルの飲み会環境が良くないだけでお酒を飲むことは結構、好きな人も多いのかな?って思っちゃいました。
親睦を深めるために飲み会だ!
こう言われてきましたが、これからの時代は親睦を深めてから飲み会なんでしょうね。
だって焼酎ストリートで飲んでる方たちはみんな楽しく飲んでるのですから…。
お互いに、イイ感じの気を使える仲になってから呑みには誘うもの。
飲みのお誘いをしても断られてる方。
お酒以外のコミュニケーションからまずは初めてみましょう。
それが飲み会成功のヒントになるかもしれません。
鹿児島にお住いのリア充のみなさん。
歴史あるおはら祭りは飛び入り参加もできます。
きらびやかな花電車はインスタ映え間違いなし。
焼酎ストリートは街中がほのかに焼酎の匂いがするほど、みなさん楽しく飲んでます。
もしかしたら素敵な出会いもあるかもしれません。
焼酎を飲んでいたら素敵な男性に声をかけられ、「Shall we ダンス?」とおはら踊りに誘われること間違いなし!
きっと素敵な思い出ができることでしょう。
そして小心者のぼっちの方!
ぼっち生活には情報が命だ!
情報弱者になるとぼくみたいにカオスな世界に連れて行かれます。
リアル「世にも奇妙な物語」です。
興味がなくても地元のイベントはチェックしましょう。
避けるためにも敵の情報を知るべきです。
以上!
ATMでお金をおろすこともできず、人ごみにもみくちゃにされて、一滴も焼酎を飲んでないのに服がほのかに焼酎臭くなったぼくからのリポートでした。
面白い記事でしたがチト長かった!?
ありがとうございます(・∀・)
長かったのはあれです・・・それだけ大変だったって思いを伝えたくて、伝えたくて。
つまり文才がないのです。
気をつけます(;’∀’)